Blog 経営者の悩み相談

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⑦厄介な社員の扱い方編_長友さん編

18/02/22
質問:「部下からの信頼度」が低い、業務だけデキる幹部。

Q.部下からの信頼度が低い幹部を、どうしたらいいでしょうか?

ある幹部に1つの拠点を任せています。
業務に対してのスピードも速く、また結果も確実に上げてくる、とても優秀な幹部です。彼に業務を任せておけば大丈夫と、私にとってはとても安心できる存在です。 
ただ、「部下からの信頼度」という部分においては別で、現場から色んな声が聴こえてきます。

また、本人から上がってくる報告と現場から上がってくる報告とでは異なる点もいくつか見え、本人の言動を疑ってしまうこともあります。

正直、彼の影響が大きく、現場が委縮してしまっているというのは、私も見ていて感じることはありますが、一生懸命に業務をしてくれている分、言うことに躊躇してしまいます。 
業務においての信頼度は、社内で1番高いのですが、マネジメントにおいては不安が大きいのが正直なところです。

いまは目立った離職もありませんが、このままこの状態を放置することへ恐怖も感じております。 
どうすれば彼に、いまの現状に気づいてもらえるでしょうか?(静岡県 経営者 業種:小売 従業員数:30名)

 

(※表記や改行などを編集部で若干変えております。ご了承ください)


A.まずは、あなたが感じていることを直接伝えることから始めましょう。

 

いつもメルマガをお読みいただきまして、ありがとうございます。
この度は、私、長友威一郎がお伝えさせていただきます。

 
ご投稿いただき、誠にありがとうございます。

こういう問題は、多くの会社様でも起こっていると思います。
 
業務においては優秀な幹部だとしても、マネジメントにおいて不安な部分をお持ちなのであれば、まずは、あなたが幹部の方としっかり向き合い、いま感じていることを伝えてあげることが重要ではないかと思います。

 
なぜなら、幹部の方に伝えられるのは、“経営者であるあなたしかいない”からです。

 

他の社員さんが、あなたの代わりに伝えてくれそうですか?

 

そして、その社員さんの声は、経営者のあなた以上に、その幹部の方を変える影響力を持っているのでしょうか?

 

いえ。伝えられるのは、あなたしかいません。
 

あなたが本当に伝えたいことを伝えなければ、現場スタッフの方々は、あなた以上にその幹部の方に対する不安や不満が溜まり、放っておけば、離職も起きてしまうかもしれません。

 

それだけではなく組織としても、不満を溜め込めば、主体性がなく、本音が出てこない指示待ち組織(属人型組織)となってしまいます。

そして、そのような組織では往々にして“経営者様の求心力”も急激に低下していく傾向があります。

 

現場のスタッフは良い意味でも悪い意味でも、上司のことをよく見ているので、社長が伝えるべきことや、伝えたいことをきちんと伝えているかどうかについてはすぐにわかるからです。

 

少し強めにお伝えしていますが、これは、それほどまでに危険な状況であると理解してほしいから、そしてあなたに行動してほしいからです。

 

ですので、幹部の方と向き合ってお話し、その方に「次のステージ」を与えることをお勧めします。

 

 
幹部の方はいまの業務において、社内で信頼度が高いということですので、業務における責任感や拘りは強い印象を受けます。
 
その責任感や拘りがあるからこそ、あなたがその幹部の方に対し、拠点の業務を安心して任せられるのではないかと思いますが、「安心して任せられる存在だ」という想いが伝わっているからこそ、幹部の方の意欲が良い意味でも悪い意味でも増して、影響力を持っているのではないでしょうか。

 

 

そのため、ここにおいて解決のステップは2つです。

 

1つ目は、まず、あなたと幹部の方のお2人で本音の対話ができる環境をつくり、「未来を共に考える場」を設けてください。

 

経営者であるあなたが描く未来を伝え、共感してもらえたら、幹部の方はきっと、自分は何をしたいのか、会社に貢献できることは何かを考えてくれるでしょう。

 

恐らく今の幹部の方は、「業務を果たすこと」「数字を立てること」を会社のためにできるご自身の貢献だと思っているのだと思いますよ。

 

もちろん、目指す未来が描けたとしても、お互いにできること・できないこと、得意なこと・不得意なことはあるかと思います。

 
だからこそ、未来を描きカタチにしていく上で、お互いの強みや、逆に弱みが見えてくることもあるかと思います。

 

そこでもう1つの解決策は、あなたの弱みも見せて差し上げることです。

 

あなたがご自身の弱みを見せることによって、幹部の方もあなたのことを理解して、より自分ができることを考えて動いてくださるかもしれませんし、その方自身も弱みを見せられるようになるかもしれません。

 

ともに未来に向けて動いていくことで、お互いの特徴や、考え、想いが見えてくるからこそ、どのような協力体制をつくりあげていけば良いのかを共通認識して持つことができるはずです。
 

現場が中心になっている幹部の方の視座を上げ、視野を広げてあげることは、経営者のあなたにしかできないことではないでしょうか。
 
そのような場をつくりあげていくことで、確実に幹部の方の変化が見えてきます。
 

幹部の成長が会社の成長に直結します。 
是非、幹部の方と本音の対話をする場を設け、未来を描いてみてくださいね!!

 

あなたの行動に期待しています!

 

 


代表取締役 組織人事コンサルタント長友 威一郎(ながとも いいちろう)

大学卒業後、富裕層マーケティング会社最大手に入社。
6年間の営業活動を通じて多くの経営者と出会う。2006年、顧客の1人であった現CONYJAPAN代表の小西から新会社立ち上げの参画要請を受け、経営者の経営サポートを本業にすべく、株式会社ソリューションに入社。
採用コンサルティング、経営コンサルティングを通じて顧客の信頼を積み重ねる。 初期教育を強めることで、未経験者である新卒社員や第二新卒社員をリーダーへと変えるマネジメント力には定評がある。採用と育成の両輪を回して会社を強くするスタイルで多くの企業発展に貢献している。

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