④ゆとり社員が育つ組織づくり編_濱川さん編


Q.応援したいと思えない若手はどう指導したらいいのでしょうか?

うちの若手社員の数名が「一人前」や「デキる」ということを履き違えています。

礼儀や挨拶といったことが満足にできていないのにも関わらず、「うちの会社はレベルが低い」とか、「専門的なスキルが磨けない」というような、非常に上から目線の評価をしてきます。

成長という意味では意欲があるのかもしれませんが、応援したいという気持ちにもなれず・・・。

自分自身も、彼らにイマイチ上手く指導もできないので、もどかしいです。

どうしたらいいのでしょうか?

(石川県 営業部長 業種:住宅建材製造業 従業員数:32名

 

(※表記や改行などを編集部で若干変えております。ご了承ください)


A.まずは、ご自身が感じる仕事をするうえで大切なことを言葉にしてみてください。

 

いつもメルマガをお読みいただきましてありがとうございます。
東京拠点の濱川が回答させていただきます。

 

あなたが伝えたいことは文面から十分伝わってきますが、それと同じくらい、あなた自身が、言いたいことを自分の言葉で伝えられるところまで、落とし込めていらっしゃらないことも伝わってきました。

 

また、そんなご自身に、やきもきしていることも伝わってきました(笑)

 

今回は、あなたが伝えたいことが、仕事をする上でなぜ「大切」なのか?

 

を、あなたの言葉で伝えられるようになることを目指して執筆させていただければと思います。

 

 

先日、とある会社様の中でも、新人育成で困っていることについて話題になりました。

 

その際に出た声としては、

 

・敬語が使えない
・挨拶がしっかりできない
・始業ギリギリの出社で平然としている
・自分からコミュニケーションを取ろうとしない
・返事ができない
・自分のミスを謝らない

 

といったようなものが出てきました。

 

 

きっと、あなたの悩みの対象である若手社員様のご状況と近しいものがあるのではないかと思います。

 

どんな職場・仕事においても、貴社の若手社員の方が理想とするような専門性の高い知識やスキルを身につけられれば、社内外問わず一目置かれる存在になりうるでしょう。

「デキる」人のイメージも持ってもらえるかもしれません。

 

しかし、若手社員の方が欲しがられている、その知識やスキルを否定する必要はありませんが、あなたが感じられているように、仕事に必要なものはそればかりではありません。

 

例え、専門性の高い知識やスキルの必要な仕事であっても、お客様との電話・メールのやり取りや、社内外での打ち合わせ等が日常の時間の中で大きな割合を占めると思いますし、その【実行】には必ず他者とのコミュニケーションが必要なはずです。

 

 

恐らく、あなたが伝えたいことは、仕事における知識やスキルを発揮する上でも、前述している、他者とのコミュニケーションが必須であるということ。

 

そして、そのコミュニケーションにおいてはスキルや知識以上に、「相手への敬意を払う姿勢」「相手への敬意を正しく表せる行動」が大切だということではないでしょうか?

 

そして、「相手への敬意を払う姿勢」や「それらを正しく表せる行動」が大切であることを伝えたいのは、

 

1つ1つの相手に敬意を払った行動が、お客様や自社の社員からの【信用】や【信頼】に繋がり、最終的には仕事における成長や成功に繋がることだと知っているからではないですか?

 

 

ただ、残念ながら、あなたのいまのご状況では、言いたいことを伝えようとしても、「礼儀正しくしろ!」「挨拶をしろ!」という言葉になってしまい、相手には伝えたいことの本質が伝えられずに、言葉だけが、受け取られているのかもしれません。

 

それであれば、相手が、「礼儀とか挨拶より、もっと高いスキルを身につけたいんだよ!」となってしまうのも頷けます。

 

また言い換えれば、仕事をする上で、いくら成長したいという欲求があったとしても、それが、自己中心的であったり、自分本位であったりすれば、きっと上手くいかないということもあなたはご存じなのだと思います。

 

言葉にし切れないことが多いように思えるかもしれませんが、間違いなく、あなた自身がこれまでに積み重ねてきた経験とそこから感じてきたものがあれば、伝えられます。

 

まずは、あなたの経験を振り返り、ご自身が、学んできたことの中で、仕事において大切だと感じることを言葉にして書き出してみてください。

 

その中で今回のご質問にもありますが

 

・なぜ仕事において礼儀が大切なのか?
・なぜ仕事において挨拶が大切なのか?
・あなたにとっての成長とは何か?
・彼らの言う成長とは何か?

 

という問いを深めてみてください。

 

それが第1ステップです。

 

一見、簡単そうなことほど、突き詰めてみると深く、言葉にすることが難しいはずです。

 

 

厳しいようですが、若手社員の方の現状は、あなたの【育成力】の課題でもあります。

 

あなたが伝えたいことは、若手社員様の社会人人生にとって仕事というシーンだけではなく、これからの人生においても、とても大切なことだと思います。

 

だからこそ、あなたが「分かってないな~」というレベルで終わらせずに、彼・彼女らのために、伝えたいことを言葉にしてみる努力を怠らず、日々、関わる中で気づかせてあげられる場面を作っていってくださいね。

 


統括マネジャー 組織人事コンサルタント濱川 桃子(はまかわ ももこ)

2009年、新卒社員として株式会社ソリューションに入社。入社直後からトップ営業マンとして同社で活躍し、後継経営者様を中心にクライアント企業様の組織作りに従事する。
2013年には福岡拠点の立ち上げメンバーに選抜され、たった1人で福岡拠点を軌道に乗せることに成功し、7名の社員を受け入れ、達成し続ける拠点運営を確立した。
その後、本社配属され営業企画として同社のサービス体系・仕組みづくりに注力している。

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