Blog 経営者の悩み相談

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⑦厄介な社員の扱い方編_濱川さん

17/11/16
質問:人の話さえまともに聴かない役職者にうんざりです。

Q.部下の話を聞かない上司を何とかしたいのですが・・・

こんにちは、いつもメルマガを楽しみにしています。

いま、部下の声に耳を傾けない上司に対する不満が、正直、積もりに積もっている状況です。

はっきり言って、この上司がいる限り、会社は良くならないと思いますし、そんな人間を役職者のポジションにおいている経営陣にも腹が立ちます。

四半期に一度、上司面談もありますが、何も分かっていない人から評価を受けると思うと、不信感や不満が大きくなるばかりです。

この上司に関しては、会社を創業の時から支えてきた人材として経験や技術があることは認めます。

上司なりに努力していることがあるとは思いますが、高圧的な態度や「俺たちの頃は・・・」という昔話、もううんざりです。

このまま我慢をし続けるのか、世代交代を早めるために、何か仕掛けた方がいいのか、何かアドバイスいただければと思います。

(香川県 課長 業種:製造業 従業員数:48名)

 

(※表記や改行などを編集部で若干変えております。ご了承ください)


A.まずはあなたが上司を理解し、上司のためにできることを探してみてください。

 

いつもメルマガをお読みいただきましてありがとうございます。
東京拠点の濱川です。

 

もう不満が爆発寸前という感じでしょうか。

 

あなたの選択肢を分かりやすく表現すると、第1の選択肢としては≪諦める≫、第2の選択肢としては≪上司を交代させる≫ということだと受け取っています。

 

 

ただ、私はこのようにご質問をされるくらい意欲の高いあなただからこそ、第3の選択肢として≪上司を成長させる≫をご提案させていただきたいです。

 

 

ご質問文から、私は、あなた自身は会社に対する思い入れも強く、自己成長への意欲も高い方だと想像します。

だからこそ、会社への要望や上司への要望が高い基準になることは当然のことかと思います。

 

また、あなたの上司の人間性などは分かりかねますが、少なくとも会社を成長させてきた実力があるものの、

 

部下育成においては不器用さや昔堅気な一面が多くみられ、部下育成における引き出しは確かに少ないのかもしれません。

 

 

ただ、あなたにお伝えさせていただきたいことは「正論は武器」。

 

時として人を傷つけるものであるということです。

 

 

「上司は部下の立場に立って考えるべきだ」とよく言われていますが、一方で、不思議と「部下は上司の立場に立って考えろ」とはあまり言われていません。

 

 

部下の気持ちが分からない上司には、ダメ上司というレッテルを張られますが、逆はありません。

 

 

しかし、よく考えてみると、あなたの場合も、あなたの上司は、部下の意見や気持ちを分かってくれない「イケてない上司」なのかもしれませんが、

 

あなたも同じように、上司の意見や気持ちを分からない「イケてない部下」なのではないでしょうか?

 

 

何が伝えたいかというと、「相互理解」が大切だということです。

 

 

これは想像ですが、上司の方が高圧的な態度になってしまうのは、自分を守りたいということの表れであり、あなたの存在が、脅威に感じられることがそうなってしまう原因ではないかと思いました。

 

 

また昔話をするのは、尊敬してほしい、認めてほしいという想いの表れではないでしょうか。

 

あなたの正論が上司の方から見て、刃物のような武器のように感じるとしたら、相手はその刃物で刺されないように盾をかまえることに必死になるはずです。

 

 

それではいつまでも平行線をたどる一方ですし、あなたの不満が解消されることはありません。

 

平行線を脱し、この問題を解消していくためには、あなたには“部下として”の力をもっとつけていただきたいと私は思います。今の不満は、あなたの動き次第で解消できることがあるはずです。

 

 

役職が上がれば上がるほど、上司というものは、個人の考えだけでは発言や行動がしづらくなります。

 

その分葛藤は多くなり、個人的には部下の意見に賛同したいことがあったとしても、簡単にYESと答えることはできない場合も多くあります。

 

そのため「部下の意見を聞き入れてくれない」という見られ方をされてしまうことも多くあるはずです。

 

 

だからこそ、まずあなたにしていただきたいのは、その直属の上司の方に対してではなくてもかまいませんので、誰よりも、上司という立場(ポジション)に対する理解をすることです。

 

そこの理解が十分でない中で、ダメな点ばかりに目を向けることは誰でもできます。

 

 

しかし、それは「ダメな部下」だと私は思います。

 

 

あなたにはもう1ランク、2ランク上のできる部下として成長をしていただきたいです。

 

上司のポジションであればどんな悩みを抱えていそうか?どんな手伝いがあれば動きやすいか?

 

やって欲しいことをリクエストするのではなく、あなたがまずリクエストを貰ってみてください。

 

 

あなたの次のステップは、我慢することでも、上司を交代させることでもなく、上司が弱音を吐ける、助けを求められる“理解者”になることです。

 

理解者になれれば、あなたは考えを適切に伝えることができ、かつ、上司にもその考えを受け容れてもらうことができます。

 

そして、上司ご自身が、自らの改善点に目を向けてくれるようにもなると思います。

 

それがあなたに期待する第3の選択肢である、≪上司を成長させる≫です。

 

言い換えると、「部下力を上げる」ということかもしれませんね。

 

 

きっと、それがあなたには出来るはずですし、その動きこそが組織全体をより良い方向に導くはずです。

 

ぜひ、挑戦してみてくださいね。

 


統括マネジャー 組織人事コンサルタント濱川 桃子(はまかわ ももこ)

2009年、新卒社員として株式会社ソリューションに入社。入社直後からトップ営業マンとして同社で活躍し、後継経営者様を中心にクライアント企業様の組織作りに従事する。
2013年には福岡拠点の立ち上げメンバーに選抜され、たった1人で福岡拠点を軌道に乗せることに成功し、7名の社員を受け入れ、達成し続ける拠点運営を確立した。
その後、本社配属され営業企画として同社のサービス体系・仕組みづくりに注力している。

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