Blog 経営者の悩み相談

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②右腕幹部が育つ組織づくり編_濱川さん

17/11/09
質問:技術はピカイチ、マネジメントはイマイチな幹部の扱い方

Q.マネジメントができない幹部に困っています。

No.2をどうやってつくったら良いのかわかりません。

創業当初は社員を増やさず、細々とやっていくつもりでした。しかし、徐々にお客様が増えたため、社員を雇用するようになり、10名を超えた時に、No.2のポジションをつくりました。No.2のポジションに置いている者は、創業前からの付き合いでとても信頼しています。

しかし、マネジメントがほとんどできません。

専門技術に関してはピカイチで、現場好きなのですが、その一方で、人を育てることをあまり重視していません。その者としてもマネジメントをする力を身につけていきたいと思っているようですが、私としては、できるイメージが一切湧きません。

外部から別の者を呼んでNo.2を置くか、その者の成長をゆっくり見守るかを迷っています。

どちらの方が良いのでしょうか。

(福岡県 代表取締役 業種:未記入 従業員数:16名)

 

(※表記や改行などを編集部で若干変えております。ご了承ください)


A.まずは、あなたが組織をつくる目的を、共感してもらえるように伝えましょう!

 

いつもメルマガをご覧いただきましてありがとうございます。

設立4期目ということや、ご質問にも「細々とやっていくつもりだった」とありましたので、これまであまり【組織】というものを意識されたことはなかったのではないかなと思います。

 

 

お客様が増え、組織を作っていく必要性を感じられたからこそ、今回、ご質問をくださったのかと思いますので、すぐに行動に移せるような回答が出来ればと思います。

 

 

回答に移る前に、ご質問から感じた印象を先にお伝えさせていただくと、今、あなたの中で「No.2を作らなければ!」という考えが強烈に存在しているのかなと感じました。

 

また、【No.2】は「こうあるべき」といった固定観念のようなものも、存在しているような印象も受けました。

 

 

しかし、大切なことは、まずは会社のトップであるお2人が【強みや長所を活かし合う】ことができる状態を作ることかと思います。

 

 

有名な日本の大企業を例にとってみると分かりやすいかなと思いますが、SONYであれば、創業者であり、開発を担当した井深大氏に対してNo.2(パートナー)の盛田昭夫氏は営業・販売を、

 

本田技研工業であれば、開発を担当した本田宗一郎氏に対して、名参謀として名高い藤沢武夫氏は経営を、

 

といったように、上手くいっている組織のトップとNo.2というのは、互いを補完し合う関係を築いているかと思います。

 

あなたがNo.2の方と上下の序列の関係をつくりたい、何でも言うことを聞く人として育てたいのであれば話は別ですが、会社を発展させるための重要人物として考えているのであれば、

 

「会社の将来のため、お互いに今どのようなことが必要か」を理解した前提で、強みを活かし合える役割分担を見出す必要があるかと思います。

 

 

あなたがそのNo.2の方にマネジメントを期待すること、そのものが間違っているとは思いませんし、必要なことであるかと思います。

 

しかし、それ以上に今、あなたに必要なことは、

 

No.2の方に、あなたが「なぜ組織をつくっていきたいのか」という“目的”を理解してもらい、さらに、「一緒にその組織をつくりたい」と思ってもらえるような“共感”が生まれる状態をつくることかと思います。

 

 

組織をつくる理由が、ただ「お客様が増えたから」では、なかなか、共感してもらうことは難しいかと思います。

 

ですので、まずは、組織をつくっていきたい目的を理解し、共感していただくために、

 

・会社として、どんなことを実現していきたいですか?
・これからお客様に提供していきたい価値はどんなものですか?
・社員さんにとってどんな会社でありたいですか?

 

まずは、上記の3つを参考に、そのNo.2の方と会社の未来に対して語り合ってみてください。

 

 

その際に、もしかしたら、今いる社員様だけでは補完出来ない能力や、経験が必要になるかもしれません。

 

その時こそ、外部からの新たな人材確保に向けて動くタイミングです。

 

 

【No.2】というポジションを“埋める”のではなく、未来を見据えた時に、何を補い、何を強める必要があるのか、まずはそこから考えてみてください。

 

 

No.2の方は、会社の未来を共に描くことができた時に、初めて、組織づくりや人を育てることの重要度を認識できると思います。

 

 

最後にもう1つ、【強みや長所を活かし合う】組織をつくっていくために、やってみていただきたいことがあります。

 

 

それは、No.2の方の強みや長所をたくさん書き出してみることです。

 

それによって、何か新たに期待したいポイントが見えてくるかと思います。

 

 

そしてあなた自身の長所や強みがどのように認識されているか、No.2の方に教えてもらってみてもいいかもしれませんね。

 

 

あなたが、成し遂げたい目的のために、理想の組織をつくっていけることを応援しております。

 

是非、チャレンジされてみてください。

 


統括マネジャー 組織人事コンサルタント濱川 桃子(はまかわ ももこ)

2009年、新卒社員として株式会社ソリューションに入社。入社直後からトップ営業マンとして同社で活躍し、後継経営者様を中心にクライアント企業様の組織作りに従事する。
2013年には福岡拠点の立ち上げメンバーに選抜され、たった1人で福岡拠点を軌道に乗せることに成功し、7名の社員を受け入れ、達成し続ける拠点運営を確立した。
その後、本社配属され営業企画として同社のサービス体系・仕組みづくりに注力している。

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