次世代リーダーが育つ組織づくり編_濱川さん編


Q.若手から相談が店長の私には来ません・・・

私の会社は3店舗あり、その1つで現在、店長を任されているのですが、もどかしい毎日を送っております。

私の店舗には、
(1)私
(2)若手A
(3)若手B
(4)統括責任者
という4名が働いております。

4名ともよく話もしていますし、関係は良好なのですが、どうしても自分が作りたい店舗の体制になっていきません。

特に理想の体制と異なるのは、統括の方の影響力が強く、若手の社員たちは私よりその方に相談をしに行っていることです。

統括責任者を経営資源として使っていくことはいいことだと思うのですが、なんだかしっくりこず、モヤモヤしています。

どうしたらいいでしょうか?(岡山県 店長 業種:小売 従業員数:未記入)

 

(※表記や改行などを編集部で若干変えております。ご了承ください)


A.まず、ご自身の中のモヤモヤした感情の要因を言葉にしてみましょう。

 

ルマガへのご質問ありがとうございます。
東京拠点の濱川です。

 

店長という役割への葛藤のご質問ですね!

 

多くの方がこの葛藤に悩まれますが、ここを乗り越えた先には、あなたご自身の成長と店舗の成長が待っているかと思いますので、少々厳しめに回答させていただきますが、どうぞよろしくお願いします。

 

 

さて、ズバリお聞きしますが、あなたは、あなたが抱える「モヤモヤ」の要因を言葉にできますか?

 

言葉にしようとすると、なかなか思うようにはできないのではないでしょうか。

 

実は、私自身もよく「モヤモヤ」することはわかっているのに、その状況を上手く言葉にできないということがあります。

 

ただ、この「モヤモヤ」を「モヤモヤ」のままにしないことが、解決策へのヒントです。

 

私もここの「モヤモヤ」を「言葉にする」というポイントについては、悩むことが多かったのですが、言葉で表現する努力を続けることで、少しずつ、慣れていきました。

 

 

さて、あなたの場合の「モヤモヤ」については、質問の要点のみを拾い、平たく言い換えると、「自分に求心力がある店舗を作りたいが、自分よりも統括責任者の方が若手A、Bに対しての影響力が大きく、気に食わない。」と聴こえましたが、いかがでしょうか?

 

 

今、あなたにはこのように質問を言い換えられて、「はぁ!?」と怒りの感情が沸いているかもしれません。

 

私も最後の“気に食わない”という表現は、ちょっと乱暴かもしれないなと思っています。

 

ただ、この表現に違和感があるのであれば、ここであなたが向き合うべき【モヤモヤ】を言葉にして、もっとしっくりくる表現を見つけていただきたいと思っております。

 

 

そもそも、あなたはご自身のどんな感情を「モヤモヤ」と表現されているのでしょうか?

 

ご質問いただいた内容から私が想像できるものをいくつか書き出してみますね。

 

(1)若手Aさん、Bさんに、頼りにされていないのではないか?という不安な気持ち

(2)統括責任者の方に対する、「もっと店長の自分を立てて欲しい」という不満の気持ち

(3)ご自身の店長としての理想と、現実の実力に対してのギャップに対する悔しい気持ち

 

どの感情があなたが抱えられている「モヤモヤ」に1番近しいでしょうか?

 

そして、もう1つ、考えてみていただきたいことがあります。

 

それは、

 

「あなたが言う、作りたい拠点の体制とはなんでしょうか?」
「それはなぜ、統括責任者の方がいると作れないのでしょうか?」

 

という2点です。

 

 

大前提に、よく話をされていて、働かれているみなさまの関係は良好とありましたので、少なくとも統括責任者の方との人間関係が悪いということはないと思います。

 

 

それでも、あなたの作りたい店舗の体制になっていないのだとしたら・・・

 

私は、店長のあなたと、統括責任者の方に必要なことは、【理想】の店舗の体制のすり合わせなのではないかと思います。

 

あなたが、どんな店舗を作りたいのか?
そのために、統括責任者の方にはどうしてほしいのか?

 

それを伝え、話し合うことができたら、この問題はあっさりと解決するのではないかと思います。

 

 

ただ、私はあなたの「モヤモヤ」の中に、理想の店舗を作るという店長としての“役割を全うすることへのプライド”よりも、店長という“肩書へのプライド”を気にしているからこそ起こる感情が多いように感じます。

 

違いますか?

 

そして、あなた自身がそれに既に気づきかけているからこそ、【建前】と【本音】がぐちゃぐちゃになり、「モヤモヤ」を引き起こしているのではないでしょうか?

 

 

プライドが気になるときほど、人は自分自身の感情ときちんと向き合うことができていないものです。

 

まずは、自分の感情とちゃんと真正面から向き合ってください。

 

そして、「あぁ、自分はこれが不安だったんだ」「これに腹が立っていたんだ」と納得できるまで、モヤモヤの原因を見つけてみてください。

 

感情と向き合わないままでは、次へ進むための解決策は生まれません。

 

ぜひ、自分に素直になることから始めてみてください。

 


統括マネジャー 組織人事コンサルタント濱川 桃子(はまかわ ももこ)

2009年、新卒社員として株式会社ソリューションに入社。入社直後からトップ営業マンとして同社で活躍し、後継経営者様を中心にクライアント企業様の組織作りに従事する。
2013年には福岡拠点の立ち上げメンバーに選抜され、たった1人で福岡拠点を軌道に乗せることに成功し、7名の社員を受け入れ、達成し続ける拠点運営を確立した。
その後、本社配属され営業企画として同社のサービス体系・仕組みづくりに注力している。

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