Blog 経営者の悩み相談

Blog 経営者の悩み相談

⑦厄介な社員の扱い方編_濱川さん

17/07/06
質問:経理を任せている母親が、社内で悪影響を及ぼしている。

Q.家族経営の悩みです・・・

母親が経理業務を担っているのだが、仕事場でいつも「お金がない」ということを言い放ったり、会社の愚痴を言ったりする。

そこに対して、他の社員が会社や自分に対し、不安や不信感を抱いているように思う。

母親に対し、言葉を慎むように言っているが変わらない。

他の家族経営をしている会社(父や母と一緒に働いている)は、どのように関わっているのだろうか。

(北海道 経営者 社員数:未記入 業種:金属加工業)

 

(※表記や改行などを編集部で若干変えております。ご了承ください)


A.大切なのは、まず、親子としての対話です。

 

ご質問いただきましてありがとうございます。
東京拠点の濱川です。

家族経営特有のコミュニケーションの取り方や、社員様からの見られ方など、悩みどころかと思います。

 

ご質問には書かれていらっしゃらない、根深いものもおありかと思いますので、まずは簡単に出来そうな解決策からご提案させていただければと思います。

さて、お母様が「お金がない」ということを社内で言い放ってしまうということで、確かにこちらに関しては、社員様に対して、余計な不安や誤解が生まれるくらいで、その言葉だけが伝わるメリットは、ほとんどなさそうですね。

お母様からすれば、意図を持って伝えているというよりは、「心の声が、ただ外に漏れてしまっている・・・」という感じなのではないかなと思います。

また、総じて、家族経営をされている会社様ほど、コミュニケーションを怠っている印象を私は持っています。

 

本メルマガでも何度もお伝えさせていただいていることですが、

 

『【関係の質】を高め続ける努力ができているか?』

 

この投げかけに関して、冷静に振り返ってみていただくと、何かしらの解決の糸口が見つかるのではないかと思います。

 

 

あなたとお母様の間には、『経理業務担当と経営者』という関係だけではなく、『母親と息子』いう関係が存在しているはずです。

 

会社においては、この2つの立場をごちゃ混ぜにして関わると、問題を複雑にしてしまう可能性があります。

 

れこそ、社員様からも不信感を持たれたり、経理担当と経営者として話し合っているものも、【親子喧嘩】と捉えられてしまったりもするかと思います。


社員様からそのように見られてしまうと、うちの会社はどうせ「○○家次第だから・・・」のような言葉なども聞こえてきてしまいそうですね。

 


ただ・・・切り替えることは大切ですが、お互い人間ですので、それが簡単に出来れば、誰も苦労しません。


で、あれば、まずは『母親と息子』としての関係はどうなのか?を一度考えてみて、お互いに対話をすることから始めてみてはいかがでしょう?

 


お母様は、社員様に「お金がない」ことを言いたいというよりは、恐らく『不満や不安のはけ口がないだけ』だと思いますよ。

 

そこに対して、「慎むように!」と言われれば、その不満や不安は1つも解消せずに、むしろどんどん蓄積していくだけのような気がします。

 


経理担当として、経営者のあなたに言いたいこともあるでしょうし、母親として、息子のあなたに言いたいこともあるでしょう。

 

 

もっと言うと、どちらに対してという整理すらもついていないことの方がむしろ多いかもしれませんね。

 

そこに対して一度じっくりと時間を持つことからされてみては、いかがでしょうか?

 

恐らく、最初は相当イライラするシーンが多いと思いますが、ただ、とても大切なことです。

 

その話し合いの場は、あなたにとっては優先順位が高いとは思えなかったり、“思いたくなかったり”するかと思いますが、

 

家族会議がちゃんと出来ていないということであれば、経営会議もまともに出来ていないと想像しますし、方向性のすり合わせやお互いに対するリクエストを出すことも、難しい現状なのではないかと思います。

 

冒頭にも書きましたが、私が知っている家族経営で上手くいっていない典型的なパターンは、(お父様やお母様に)口うるさく言われたくないから、コミュニケーションを遮断してしまい、

 

(お父様やお母様の)感情の矛先が社員様に向き、何かしらの悪影響を与えている(社長がやって欲しくないことをしてしまう)ことが多いです。

 

 

いかがでしょうか?

 

思い当たることがあれば、気恥かしさや微妙な感情はあると思いますが、あなたからじっくりとお話が出来る場を持つことから始めてみてください。

 

溜まっているものがあるほど、お母様のアウトプットは止まらないかと思います。

 

しかし、そこに対して“聴くこと”に徹して差し上げるだけで、状況が変わる、きっかけの日になると思います。

 

【家族だからこそ】コミュニケーションを大切に。

 


統括マネジャー 組織人事コンサルタント濱川 桃子(はまかわ ももこ)

2009年、新卒社員として株式会社ソリューションに入社。入社直後からトップ営業マンとして同社で活躍し、後継経営者様を中心にクライアント企業様の組織作りに従事する。
2013年には福岡拠点の立ち上げメンバーに選抜され、たった1人で福岡拠点を軌道に乗せることに成功し、7名の社員を受け入れ、達成し続ける拠点運営を確立した。
その後、本社配属され営業企画として同社のサービス体系・仕組みづくりに注力している。

メールマガジンのご案内

経営者向けメールマガジン
【情熱社長倶楽部】は、

社員に自発性がない 決めたことが実行されない 思うように売上・利益が伸びない

等にお悩みの経営者様に向け、「指示待ち組織」から「自律型組織」に変革するための実践的なノウハウを、事例を用いながらお伝えする無料メルマガです。
※こちらのブログは情熱社長倶楽部のコーナーを抜粋して掲載しております。

人気記事ランキング

関連記事

無料小冊子プレゼントのご案内

なぜ、若者は入社3年以内に辞めるのか?若手社員の離職理由と
解決策が丸わかり
ハンドブック~若手社員の早期離職を劇的に下げた
たった一つの方法とは~

厚生労働省のデータと弊社のクライアント企業様の証言を併せて、現代の若者の心情と、その早期離職防止策を全16ページで分かりやすくお伝えします!

  • はてなブックマークに追加