前回はライフサイクルと採用について書かせていただきましたが、今回はライフサイクルと組織と仕組みについて書かせていただきます。
ライフサイクルは導入期・成長期・成熟期・衰退期・安定期の5との流れから出来上がっております。
その中で導入期にビジネスを始めると、あまりマーケットに対して認知されていないので苦戦を強いられることになる傾向があります。
そこをしっかり辛抱して、成長期初期には、巷でその言葉を知られ始めます。カラオケボックスやレンタルビデオも以前は無かった業界です。
それがブームになると各業界紙が出来たり、雑誌で取り上げられたり、テレビ番組が出来たり、一気にブームになる出来事が起こるのです。

このころに業界に参入したら、売り上げは倍々ゲームで上がっていくことになります。
ここで今回のテーマですが、組織と仕組みについて少しお話させていただきます!
実は導入期・成長期・成熟期・衰退期・安定期に対して必要な組織や仕組みが異なるという事実があります。
導入期は経営スピードも遅く、コツコツ数少ないお客様と和気藹々と接していくる人物が必要です。組織と言っても、家業的な組織で、経営者自らが営業をして、奥様や身内の方が経理をやりながら出来るだけコストを抑えて勝機を待つのです。
次は成長期なのですが、ここは売り上げが倍々ゲームで上がって行くわけですから、一気に人も増え、拠点も増えることになります。
社長も拠点が増えたり、スタッフが増えるに当たり、営業することが厳しくなってくるわけです。その頃には社長の仕事はセールスから集客や仕組みつくりに移行していくのです。

ここでの経営者は売り上げが上がるので、少々のロスは見逃しがちになります。売り上げが上がっている間はいいですが、成長期末期にはこの状態では経営を続けていけなくなるわけです。
ここで先見性のある社長は経理や財務、キャッシュフローといった専門知識を持った社員の雇用をいていくことになるのです!
それまでは、営業組織ばっかり拡大してきた経営から、経理や総務と言った、管理本部の充実が急務になってきます。今までは売り上げが上がっていたから、少々のロスは見て見ぬ振りをしている経営者も、競合他社の出現で成長がより一層鈍化する傾向で、決断の時期を強いられることになります。
私はこの成長期から成熟期に上がるプロセスを切り開く方法は、組織力にあると考えております。NO2!NO3と言った、経営幹部の出現なのです。それまではフラットな組織からON2を明確にする時期が来るのです。
それに、管理本部に人材を採用することにより、経営者は公私混同が出来なくなり、会社は経営者のモノって言う考えから脱出することになっていくのです。

ライフサイクルも成長期末期から成熟期に入り、組織力や仕組みを生かし、それまでに培ってきた経営資源を最大限に活用して、厳しい衰退期を迎えれる企業は本当にまれであると考えます。
この成熟期から、売り上げが簡単に伸びない衰退期を迎えるのですが、経営が厳しくなる一方で、各企業は必死で競合他社と戦っていかなくてはなりません。
正面で価格競争を演じる企業もあるでしょう。この方法は大資本の前には、中小企業は勝ち目は無いでしょう。
この時期になれば、よりニッチなセグメントが始まり、なんでも屋さんから、扱う商品をセグメンテーションしていく企業が現れるのです。
このニッチな部分で勝利を掴もうという動きなのです。
こうして、マーケット自体は、以前縮小から横ばい傾向なのですが、ニッチ層のお客様の創出により。売り上げをあげだす企業が出てきます。

そして衰退期から安定期には、経営理念やミッションを掲げた企業が先頭を切り、定期的に優秀な人材採用を行える新卒採用を主流に、次のステージに上がっていくと言うことになります。そして、次の成長業界に参入して行き、企業はドンドン発展していくことが出来るのです。
マーケットやライフサイクルをしっかり勉強すれば、経営ももっともっと楽しいものになるのではないでしょうか?